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南大門 重層入母屋造りの門で、高さは25メートル。 現在のものは鎌倉時代(1199)に再建されたもので、大仏様式の代表作とされている。 門の両脇には、鎌倉時代の名仏師運慶と快慶が18人の弟子とともに72日かけて彫り上げた木像金剛力士像が立つ。 近年大修理がされてよみがえり、平成5年秋に落慶法要が行われたばかり。 右写真は、南大門の屋根組をズームで撮影しました。かなり古くなっています。 |
東大寺の鹿 途中で鹿に遭遇しました。目を閉じて眠っています。 そーっと近付いて撮影成功。 |
中門 この奥に大仏殿があります |
◆大仏の鋳造◆ まず粘土で大仏の像を作り、 粘土像の表面に薄紙を貼り付ける。 その上からまた粘土を塗りつけ、それを薄紙とともに、はがし、 粘土像との隙間をつくるようにあてがう。 粘土同士の隙間に溶かした銅を下から8層に分けて、 流し込んで、鋳造されたと言われている。 表面は水銀と金を溶かしたものを塗られたとされている。 | |
金堂(大仏殿) 東大寺の本尊である盧舎那仏を安置し、 大仏殿の名で親しまれている堂宇。 現在の建物は江戸時代(1709)に再建されたもの。 天平の創建当時のものに比べると東西が 約3分の2に縮小されてはいるが、 それでも木造建築としては世界最大の規模を誇る。 「奈良の大仏」と呼び親しまれている盧舎那仏坐像(国宝)は752(天平勝宝4)の開眼。天災や戦火にたびたび見舞われ、 幾度も補修されている。 現在の像は56葉の蓮華座に座り、高さ約15メートル、 顔の長さ約5メートル、中指だけをとってみても1.3メートルも あり重さは380トンと推定される。 |
二月堂 3月に行われる修二会(お水取り)で知られる。 修二会の創始者である実忠和尚によって天平年間に創建され、現在の堂宇は江戸初期のもの。 お堂は斜面に建てられた懸崖造りで、奈良市街を一望にする。 東大寺修二会−とうだいじしゅにえ− 3月1日〜3月14日。「お水取り」の名前で知られる法要。 本尊十一面観音の功徳をたたえ、人間の罪と汚れを懺悔する火と水の行事。1200年の歴史がある。 毎夕、二月堂へ向かう僧の足元を照らす大松明が美しい。 |
三月堂 拝観料400円 ◆不空羂索観音立像(ふくうけんさくかんのんりつぞう)◆ 天平時代の作。威厳に満ちた表情と見事な宝冠に目を奪われる。 独特の舟形光背に放射状の線が走る。手には魚や鳥を捕らえる道 具、羂索を持つ。 ◆日光・月光菩薩立像(にっこう・がっこうぼさつりつぞう)◆ 高さ約2メートル。均整のとれた姿、おだやかに澄み切った表情に気 品があふれる。 ◆梵天・帝釈天立像(ぼんてん・たいしゃくてんりつぞう)◆ 天平時代の乾漆像。目立たないが、両脇侍として風格がある。 ◆四天王立像(してんのうりつぞう)◆ 天平時代の乾漆像。高さ3メートル。邪鬼に精緻な技巧が。 ◆金剛力士立像(こんごうりきしりつぞう)◆ 須弥壇(しゅみだん)に向かって左が阿形(あぎょう)、左が吽形(う んぎょう)。天平時代の乾漆像で、高さ2.9メートル。 ◆執金剛神立像(しゅこんごうしんりつぞう)◆ 厨子の中に安置されている天平時代の秘仏。金剛杵(こんごうしょ) を持った右手を振り上げ、左手を張って構え、赤い口をカッと開いた 怒濤の顔。毎年12/6のみ開扉。 |