西国三十三ヶ所第7番札所として知られる
天智天皇の勅願により、義淵僧正(ぎえんそうじょう)が創建した寺。
この地が草壁皇子の岡宮の一部だったところから岡寺と呼ばれているが、
正式には竜蓋寺といい、その名は境内の池に竜を呼び込み、大石で蓋をした伝説に由来する。
西国三十三ヵ所第七番札所としても知られ、
寺の境内には桃山時代に造られた朱塗りの仁王門と本堂、書院、大師堂などが配置されている。
三重塔は昭和61年の再建。本尊は、天平時代の作と伝わる高さ4.5メートルの如意輪観音坐像(重文)。
塑像としては、日本最大とされている。
本堂では本尊の胎内仏である高さ31センチの金銅如意輪観音像のレプリカも拝観できる。
サツキの咲き誇る5月〜6月頃は特に多くの参詣者で賑わう。 |
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