石舞台古墳
全長19.1メートル、高さ7.7メートル、重さは75トンを超えると推定される日本最大級の横穴式石塞。
30数個の巨石を積み上げて作られたこの古墳は、飛鳥のシンボル的存在でもある。
これを『日本書紀』の記す、蘇我馬子が葬られた『桃原墓』だとみる説は明治末に唱えられ、現在も有力。
玄室は高さ4.7メートル、奥行き7.7メートル、幅3.6メートルで、長さ11.5メートルの羨道が付いている。
もとは土に覆われた上円下方墳だったらしいが、現在のように石がむき出した状態になった理由は謎。
名の由来は昔、月夜に狐が美女に化けて、石の上で舞いを舞ったという伝承による。 |
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